僕たち入善高校野球部は人数は少ないですが、一人ひとりがノックを受ける数、打席に立つ数は、他高さんに比べても豊富にあり、充実した練習を行っています。1年生の春から出場機会がある選手も多く、1年生のころから試合経験を積むことができ、確実に技術を高めることができます。
新チームになってからは「基礎体力」「打撃」「守備」「走塁」を一から見直し、より質の高い練習になるよう、それぞれのメニューに目的をもって取り組んでいます。また、全員が効率的に練習するために、学校の様々な場所を有効活用し、工夫した練習を行うことで、短時間でも、内容の濃い練習になるよう心がけています。もちろん、高校野球を続ける中で、辛い時もありますが、チームメイトと励まし合いながら、最後の夏を一番いい形で迎えられるよう、入善高校で誠実に野球と向き合っています。
またここ数年は、新型コロナウィルスの影響で、当たり前だった部活動が突然できなくなり、練習が思うようにできない不安と、試合で良いパフォーマンスができるのかという焦りで悩む時期も多くありましたが、野球に携わる多くの方々の尽力によって開催された「TOYAMA2020高等学校野球大会」をはじめ、日々の練習や練習試合の機会を通じ、野球ができる喜びを改めて感じることができました。これまで先輩方が、最高の仲間や先生方、一番の支えである家族と巻き起こしてきた数々の逆転劇は一生忘れることのない思い出であり、私たちが引き継いでいかなければならない入善高校の伝統です。
これからも、日々ご指導してくださる先生方や、試合のたびに温かい声援や拍手をくださる保護者や地域の方々への感謝の気持ちを忘れず、自分たちの目標に向かって「初志貫徹」で、どんな状況でも諦めず、野球をしていきたいと思っています。
ぜひ、入善高校で一緒に「高校野球」をしましょう!!
入善高校野球部一同