令和3年度 第22回 課題研究発表会

 令和3年7月15日(木)に、第22回課題研究発表会を、入善町のコスモホールにて開催いたしました。
 今年度は、感染対策を実施したうえで保護者の方にも見ていただくことができ良かったと思っています。

 今年度も、ユニークな内容の研究がおこなわれました。

 数学班:「海面上昇を計算してみた」「人間の直感は信じられない」「サンタの速さは?」
の3つの発表がされました。

 「サンタの速さは?」では、富山県の子供たち全員にプレゼントを配るには、サンタはどのくらいの速さで進まなければならないかを計算しました。

 物理班:「橋へ架ける想い」「タマゴがつくる曲線が生み出す力」「ミルククラウン~最高王冠を作るために~」
の3つの発表がされました。

 「橋へ架ける想い」では、旧愛本橋の構造を、物理学的に計算し実際に模型を作って生徒を座らせることで、強度を実証していました。

 化学班:「どのくらい鉄が入っているの?」「タンニン量の多いお茶はどれ?」「扇状地湧水調査」
の3つの発表がされました。

 「タンニン量の多いお茶はどれ?」では、吸光度を用いて市販のお茶のタンニン量を測定し、どのお茶が最も渋いかを検証しました。生徒や先生方に実際飲んでもらって数値と感覚が一致しているか調べていました。

 生物班:「膝蓋腱反射に慣れはあるのか!」「髪の毛の特徴を調べよう」
の2つの発表がされました。

 「髪の毛の特徴をしらべよう」では、毛髪の太さを、年齢や性別で違いがあるかを調べていました。実際に生徒や先生方から毛髪をいただいて協力を得ていました。

 生徒の多くが、課題研究を通して、自然科学に対する興味・関心が高まったと答えており、その気持ちを持って進学先でも、自然科学に取り組んで欲しいものです。