観光ビジネスコース活動報告(春の四重奏FW)
はじめに
こんにちは!入善高校観光ビジネスコースです!
観光ビジネスコースではこれから各フィールドワークごとに活動報告を記事にすることにしました。報告文は生徒が書いたものの中から採用しています。生徒の成果をどうぞお楽しみください。今回の記事は春の四重奏FW(フィールドワーク)についての報告です。
~~~~~~~~以下が今回の報告になります~~~~~~~
朝日町舟川「春の四重奏」
春の四重奏とは北アルプス、桜並木、チューリップ、菜の花の四つの自然が織り成す朝日町を代表する観光名所です。菜の花とチューリップが植えられている敷地面積は1.5ヘクタールで約280本のソメイヨシノが1200mの堤防にアーチを作ります。人との交流を通して景観のすばらしさに気づきそれを交流の手段として活用し新たな農業経営を行うための第一歩として春の四重奏が開催されました。それぞれが個性を出してひとつのハーモニーを作り上げるため四重奏と名付けられました。毎年見どころが変わって様々な景色を楽しむことができます。この四重奏を中心となって作り上げるのは、(有)チュリストやまざきの山崎修二さんです。
情熱を注いだチューリップ
春の四重奏といえば桜を思い浮かべる人が多いと思いますがチューリップも負けてはいません。チューリップは山崎さんはじめ農家さん達が一番手塩に掛けて育てたものです。だからチューリップには情熱と愛情がたくさん込められています。その中でも初めは早生品種のクンフーが導入されていましたが、極早生品種のピランドを新たに導入し桜の開花時期に合うように調整するなど多くの手間がかけられました。山崎さんも四重奏の中で手塩にかけたチューリップが一番好きな奏だとおっしゃっています。私たちがフィールドワークで見ることができたのは北アルプスとチューリップと菜の花だけでしたが、鮮やかなピンク色が春の訪れを強調していました。チューリップは春の四重奏に欠かせない役割を担っているように感じられました。
山崎さんの四重奏にかける想い
春の四重奏を作り上げるのに役場や近所の農家さんたち総勢30人が携わっています。このことから多くの人の手助けなしでは実現し難い活動です。春の四重奏が単なる農業経営が目的のイベントではなく、人と人との関わりを通して農業や町の魅力に興味を持つきっかけになることを山崎さんは願っています。来場者の感謝の言葉にやりがいを感じ、人と触れ合える機会をとてもありがたく思っていらっしゃるそうです。コロナ渦で県外や海外からの観光客の人数は減少していますが、町の魅力を発信するために山崎さんはこれからも朝日町でしか見られない景色を作り続けていきたいと語っていらっしゃいました。
まとめ
お話を聞いて春の四重奏は人によって見え方が違うのでそれぞれの楽しみ方があるとわかりました。また、天気によっても見え方が変わってくるので、もし雨だとしても綺麗に見え、晴れの日とはまた違う景色をみることができるとわかりました。人や天気などによっていろんな見え方があるのでいろんな人に楽しんでもらいたいです。このフィールドワークを通して、自分たちの町の名物をどのように活かすか知ることができました。春の四重奏のように名所として町の名物を広めていき、たくさんの人に知ってもらいたいと思いました。
文責:R.E. S.K. N.N.